描くことが大事な

大正・昭和と活躍した俳人の荻原 井泉水(おぎわらせいせんすい)氏は、
越後の出身で、この時、芭蕉が越後から佐渡を見たのであれば、
「横たわっている天の川は見えない」ハズ、と異を唱えている。
彼も俳人。夢を壊すつもりはないだろうが 護士、
事実は伝えなければという思いから語ったことだろう。
これを確かめた人が居る。
夜の星の動きだから、
一晩のうちに横たわって見えるときがあるだろうと思ったりするが、
天の川との関連で言えば、直立するときはあっても
横たわるところはどうしても見えないそうだ。
たしかに、芭蕉の足跡を探ってみると、
一緒に歩んだ曽良の「旅日記」には、
その頃は、雨模様の天気となっている 抗氧化食物。
そうすると芭蕉さん、風景を詠んだものではなく、
心で詠んだ風景ということになる。
事実を描くことが重要か、
たとえフィクションでも、想起されるイメージを描くことが大事なのか?
もちろん、後者であるのは言うまでもない。
今日も灼けつくような一日だった。
ようやく日が落ちて、
夜空に浮かぶ天の川を見ていると 言語治療師、
芭蕉が詠んだ風景が思い浮んでくるように思えた、、。